中野坂上にある洋食店「フランキー&トリニティ(FRANKY & TRINITY)」は、食べログ百名店にも選ばれたオムライスの名店。ランチタイムのみの営業ながら、全国からファンが訪れるほどの人気を誇ります。
この記事では、看板メニュー「ドルフィンオムライス」を中心に、お店の魅力やアクセス、訪問のコツまで詳しくご紹介します。
90分だけの営業・フランキー&トリニティとは?
中野坂上の「フランキー&トリニティ」を訪れた方が驚くのが、ランチタイムのわずか90分しか営業していないこと。なぜそんなに短いのか、不思議に思う方も多いはず。実はそこには、このお店ならではの事情があります。
1. オムライス専任シェフのこだわり
夜はバー営業をしているこのお店。ランチタイムだけ、オムライス専任のシェフがキッチンに立ちます。
つまり「昼の短い時間=オムライスを作れる時間」なんです。夜には食べられない、幻のランチというわけですね。
2. シェフの体調を考えた働き方
シェフは体調面の事情から、長時間の営業が難しいそうです。無理をせず「最高の状態で一皿に集中」するために、短時間に絞っているのです。
そのため臨時休業も珍しくなく、訪問前には必ず公式X(旧Twitter)で営業情報を確認するのがおすすめです。
3. クオリティを守るため
ドルフィンオムライスは、とろとろ卵の火入れが命。営業を90分に制限することで、毎日安定してベストな状態の料理を出すことができます。
短い時間だからこそ、一皿に全てをかけられる。これが名店として支持され続ける理由なのです。
名物「ドルフィンオムライス」
一番人気は、800円で楽しめるドルフィンオムライス。
見た目も味も圧巻の一皿
美しい楕円形のオムレツにケチャップで店名が描かれたSNSでも映えるビジュアルで、ナイフを入れると中からトロッと半熟卵があふれ出す“ドルフィンスタイル”。名前の由来は、この“イルカのようなたおやかさ”からとも 。
絶妙な食感とバランス
たっぷりのバターで甘く仕立てられたふわとろ卵と、タマネギとベーコンを使ったシンプルなケチャップライスが絶妙にマッチ 。
食べ方も選べる“楽しみ”付き
初めての方には「ナイフで割って、とろける瞬間を楽しむ」ことが推奨されています。2回目以降は、そのままオムレツの厚みを味わうのもおすすめ。
もう一つの人気メニュー「オムカレー」
オムライスに次ぐ人気なのがオムカレー(1,100〜1,200円)。
野菜や果物をじっくり煮込んだスパイシーなカレーに、ふわとろ卵が贅沢にのった一皿。
ケチャップを加えて甘酸っぱさを楽しむのも、この店ならではの食べ方です。
フランキー&トリニティを楽しむコツ
- 営業情報を確認
シェフの体調によって臨時休業となる場合があるため、公式X(旧Twitter)で最新情報をチェックするのがおすすめ。 - 行列を避けるなら平日ランチ
土日は特に混雑。狙い目は平日開店直後です。 - 地下店舗に注意
階段のみでのアクセスのため、ベビーカーや車椅子の方はご注意ください。
店舗情報
- 所在地:東京都中野区中央1-33-7 山田ビル B1、中野坂上駅から徒歩2〜5分ほど
- 営業形態:ランチのみの営業(12:00〜13:30)、定休日は月・日・祝日。ただし、オムライス担当の体調が良い場合には臨時営業することもあります
- 席数:全12席(カウンター2席、テーブル10席)、全席禁煙
- 支払い方法:現金のみ(カード・電子マネー・QRコード決済不可)
- 評価・受賞:食べログ「洋食 百名店」に2020年・2022年と選出
まとめ
中野坂上の「フランキー&トリニティ」は、“飲めるようにとろける”オムライスが味わえる名店。ドルフィンオムライスのふわとろ体験は、ここでしか味わえません。
オムライス好きはもちろん、都内で美味しいランチを探している方にもぜひおすすめしたい一軒です。
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