【なりゆき街道旅】箱根「富士屋ホテル」｜ジョン・レノンも愛したアップルパイ

箱根・宮ノ下にある老舗クラシックホテル「富士屋ホテル」。
その格式ある佇まいとともに、訪れる人の心をとらえて離さないスイーツがあります。
それが、100年以上にわたり愛され続ける “富士屋ホテルのアップルパイ” です。

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◆ 歴史を刻むスイーツ

創業は1878年（明治11年）。
西洋文化をいち早く取り入れた「富士屋ホテル」では、大正時代からベーカリーでアップルパイを提供してきました。
そのレシピは代々受け継がれ、ホテルの歴史とともに磨かれ続けています。

今では「伝統のアップルパイ」として知られ、宿泊客はもちろん、わざわざこの一品を求めて足を運ぶファンも多いそう。
ジョン・レノンがこのアップルパイを愛したという逸話も残る、まさに“伝説のスイーツ”です。

現在では様々なスイーツがあり、ベイクドアップルなどを開発し滞在客を満足させています。

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アップルパイは、ホテル敷地内の「ベーカリー＆スイーツピコット（PICOT）」で購入可能。
お土産として持ち帰るのはもちろん、イートインスペースで焼きたてを楽しむこともできます。

また、ホテル内ラウンジではコーヒーや紅茶とともに、クラシックな雰囲気の中でいただく贅沢な時間も。
静かなピアノの調べを聞きながら、時を超える味をゆっくりと堪能するのもおすすめです。

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遠方の方には、公式オンラインショップ「富士屋ホテル倶楽部」での購入も可能。
冷凍のホールアップルパイ（15cm・税込3,200円〜）がラインナップされています。

解凍後、軽くオーブントースターで焼き戻すと、外はサクッと、中はしっとり。
まるでホテルのラウンジで食べているかのような香りと食感が再現できます。

派手さはなくとも、どこか懐かしく、心がほっと温まる味。
富士屋ホテルのアップルパイは、まさに“日本のクラシックホテル文化”を象徴するスイーツです。

箱根の風を感じながら味わうもよし、自宅でゆっくりと再現するもよし。
100年の時を超えて受け継がれる、贅沢なひと切れをぜひ一度味わってみてください。

富士屋ホテルベーカリー＆スイーツピコット（PICOT）