【かりそめ天国】群馬「佐々木蒟蒻店」|1万円の究極しらたき誕生秘話

かりそめ天国で紹介された群馬県の「佐々木蒟蒻店」

群馬県下仁田町――こんにゃくの名産地として知られるこの町に、昔ながらの製法を守り続ける老舗があります。
その名も「佐々木蒟蒻店(ささきこんにゃくてん)」。

下仁田駅から徒歩数分の場所にある小さなお店ですが、ここで作られるこんにゃくは、まさに“本物の味”と評判です。

1万円の究極しらたきが誕生した秘話

最初は2,000円で販売

当時お店で売っていた普通のこんにゃくは350円。そこであまり手が届かないような値段として最初は2,000円にしました。

しかし、あまりの美味しさに注文が殺到してしまい、作るのが大変なので、いっその事あまり売れないように1万円にしたとのこと。これで落ち着くと思いきや、客層が変わってもっと売れるようになってしまったそうです。

「究極のこんにゃく」を作るようになったきっかけ

先代のお父様が作る「こんにゃく」や「しらたき」の評判が大変良く、店を継いだ時にまわりの人達から「お父さんには敵わない」と言われた事です。

そのため「親父よりいい物を作ってやろう!」と奮起し、7年〜8年かかって「究極のしらたき」を完成させました。

現在は群馬県が最初に認定した「こんにゃく造りの指導者(達人)」のひとりとなっています。

究極こんにゃくの紹介

名称 達人の純てねり 究極の白多喜(約400 g)

完全予約商品で、注文を受けてから手作り。大量生産はできないため、発送まで時間がかかることがあります。販売元はこちら

保存・発送:冷蔵品。賞味期限が短め(5日)

製造工程が非常に丁寧で、こんにゃく芋を天日乾燥し粉にしたものを使い、練り・寝かせを含む手作業を2日かけて行うという説明があります。

「固まるかどうかギリギリ」の凝固剤使用量・微調整された練り・手切り(しらたきの場合)等、非常に手間をかけて作られています。

味わい・特徴

弾力・コシが非常に強く、市販のしらたき・糸こんにゃくとは明らかに違う食感。「噛むことに快感を覚える」との口コミがあります。

臭み(こんにゃく特有のアク味)が非常に少ない/ほぼない。

料理の用途として「生で」「煮て」「焼いて」など様々な楽しみ方が可能。特に「すき焼き」「鍋」「炒め物」などでもその弾力を保つ旨さがあります。

通販で買える商品

達人の純手ねり THE刺身 「生粋もん」・「田舎もん」(約250g)

佐々木家伝承の刺身こんにゃくです。1個入り1,580円

普通じゃない普通のしらたきも販売しています。

店舗情報

まとめ

「佐々木蒟蒻店」は、群馬の伝統食文化を今に伝える名店。
一度食べれば、市販のこんにゃくとの違いにきっと驚くはずです。
下仁田を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。

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