【タクウマ】愛知・豊田「春秋風亭」|女性客ばかり集まる謎の秘境店

タクウマで紹介された愛知県の「春秋風亭」

愛知県豊田市の山あいに、まるで絵本の世界に迷い込んだようなカフェがあります。その名も「春秋風亭(しゅんしゅうふうてい)」。

この店は女性客ばかり集まる謎の秘境店と知られ、和洋極めたダンディー店主が作る自慢の本格ビーフシチューが看板メニューのお店です。

人気メニューや、店主の意外な経歴などを紹介していきます。

女性客ばかり集まるのはなぜ?

古民家風・別荘風の建物で、自然に囲まれたロケーション。そして内装はアンティークなインテリアで女性が非日常感”を感じられる要素が豊富であること。

また、シチューやカレーといった煮込み料理+ゆったり食事できるスタイルや、「毎月変わるこだわりのコーヒー豆」や「おしゃれなケーキ」も女性に人気の要因です。

人気メニューの紹介

当家凡ビーフシチュー(2,200円)

店主の宏(こう)さんは、なんとインターネットで独学で料理を勉強してきたそうです。
名前に(凡)が付いていますが、全然普通の出来栄えじゃないですね。

チーズカレー(1,300円)

2日間かけて仕込む特製ルーにたっぷりのチーズをのせて焼き上げる逸品です。

天ざるそば(1,650円)

日本三大そばの1つである戸隠そばを使用し、海鮮や地元の旬の野菜を盛り込んだ天ぷらも人気です。

おすすめケーキセット(950円)

黒蜜ロールケーキと季節のフルーツです。
コーヒーは毎月変わる豆を自ら挽き、一杯ずつ丁寧にドリップしてくれます。
口当たりはやわらかく、森の風景とともに味わうと、より深い香りが広がります。

店主のすごい経歴

店主の「古 宏(いにしえ こう)」さん本名「古茂田 計宏」さんは20歳の頃に「ブティックをオープン」して最大15店舗まで拡大したオーナーでした。しかし、豊田市足助の地に魅了され永住を決断し店を開く事を決めました。

そして自ら木を切り、土を掘り起こし、5年をかけて店を完成させ、料理は独学で勉強したといいます。料理・建築・インテリア・DIYなど、多岐にわたる興味を持ち、行動してしまう店主は本当にすごいと言うしかないですね。

店の真ん中にある真っ赤なピアノは有名な方の手作りだそうで、コンサートが行われる事もあり、たまに店主も弾かれるらしいです。

店舗情報

  • 住所:愛知県豊田市御内町大下里3-12
  • 電話番号:0565-62-2668
  • 営業時間:9:00〜18:00(水曜定休)
  • 駐車場:あり(8台ほど)
  • 支払い:現金のみ

ナビを使っても少し迷うほどの山道にありますが、その“道のり”こそが、このカフェをより特別に感じさせてくれます。
香嵐渓からは車で約25分ほど。ドライブがてらの訪問にもおすすめです。

まとめ

「春秋風亭」は、ただのカフェではありません。
自然と手作りの温もり、そして人の優しさが溶け合った“癒しの場所”。

忙しい日常を少し離れて、森の中で心を整える時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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