東京・赤坂の一角に佇む「Turandot臥龍居(トゥーランドット ガリュウキョ)」。
中国料理の巨匠・脇屋友詞(わきや・ゆうじ)氏がプロデュースする名店で、「Wakiya 一笑美茶樓」ブランドの中でも、ひときわ洗練されたモダンチャイニーズを体験できる場所として知られています。
中国料理の巨匠・脇屋友詞(わきや・ゆうじ)氏について
脇屋シェフはテレビ番組『料理の鉄人』にも出演し、「中国料理の鉄人」として注目を浴びました。1958年3月20日、北海道で生まれ、中学卒業後、15歳で料理の道へ。本格的に修業を始めたのは、東京・赤坂の「山王飯店」。以降、自由が丘「桜蘭」、東京ヒルトンホテル、キャピトル東急ホテルなどで腕を磨きました。
1997年にはパンパシフィック ホテル横浜の中国料理総料理長に就き、皇太子ご夫妻(後の天皇ご夫妻)のご夕食を担当するなど、名実ともに料理界での評価を高めました。
豪華でアーティスティックな空間
店内に足を踏み入れると、まず目を引くのは大きなシャンデリアと、気品あふれるアンティーク調のインテリア。
伝統的な中国文化と現代アートが調和した空間は、まるで劇場のような華やかさ。
特別な日や接待、記念日ディナーにもふさわしい、ラグジュアリーな雰囲気が漂います。
一人一皿で味わうWakiya流モダンチャイニーズ
「Turandot臥龍居」の特徴は、“一人一皿”スタイルで提供されること。
大皿から取り分ける一般的な中華とは異なり、各人が完成された一皿を堪能できる“フレンチのような中華”です。
脇屋氏の料理は、上海料理をベースにしながらも、五味・五色・五感を意識した構成で、素材の味を最大限に引き出します。
医食同源の考え方を大切にしながら、見た目の美しさと香り、食感までも計算し尽くされた料理が並びます。
名物料理
- 九種の前菜盛り合わせ:季節ごとに内容が変わる、彩り豊かな一皿。
- フカヒレの上海風煮込み:濃厚な旨みととろみが魅力の看板メニュー。
- 伊勢海老
コース料理
ランチは約6,800〜、ディナーは15,000円〜と高級店の価格帯ながら、その価値を十分に感じさせる内容です。
ランチ
- 6,800円季節のおまかせコース(全6品)
- 12,000円フカヒレ(胸ビレ)の煮込みを含むコース(全7品)
- 30,000円フカヒレの上海風煮込み含むコース(全7品)
- 38,000円鮑入り前菜、魚介料理、フカヒレの上海風煮込み、肉料理を含むコース(全8品)
ディナー
- 23,000円季節のおまかせコース(全7品)
- 30,000円フカヒレの上海風煮込みを含むコース(全7品)
- 38,000円鮑入り前菜、魚介料理、フカヒレの上海風煮込み、肉料理を含むコース(全8品)
- 48,000円鮑入り前菜、北京ダック、魚介料理、フカヒレの上海風煮込み、牛肉の料理を含むコース(全8品)
シェフのおまかせ特選コース(完全予約制)
日本各地から取り寄せる厳選素材と、中国料理ならではの乾貨(貴重な乾物)を用いた特別メニューです。
80,000円コース、150,000円コースのいずれかを選択
店舗情報
- 店名:Turandot 臥龍居(トゥーランドット ガリュウキョ)
- 住所:東京都港区赤坂6-16-10 Y’s CROSS ROAD 1・2F
- アクセス:東京メトロ千代田線 赤坂駅 7番出口より徒歩約6分
- 営業時間:
- ランチ:11:30〜14:30(L.O.)
- ディナー:17:00〜21:00(L.O.)
- 定休日:不定休(公式サイトにて要確認)
- 公式サイト:https://www.wakiya.co.jp/restaurants/akasaka/
まとめ
「Turandot臥龍居」は、伝統と革新を融合させた**“現代中国料理の芸術”**。
一皿ごとにドラマがあり、五感で味わう中華の奥深さを体験できます。
脇屋友詞シェフの世界観が詰まった料理と空間で、贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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